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益富地学会館企画展 尾去沢鉱山の鉱物 佐藤健一氏コレクション
益富地学会館企画展 尾去沢鉱山の鉱物 佐藤健一氏コレクション
京都の益富地学会館で2016年10月29日から2017年1月29日まで開催されていた企画展「尾去沢鉱山の鉱物 佐藤健一氏コレクション」のホームページです。
会館での展示は現在は行われておりませんが、標本のウェブ公開のみいたしております。
展示企画者 西田勝一 企画展ごあいさつ
企画展開催場所 公益財団法人 益富地学会館 3階
〒602−8012 京都市上京区中出水町394
TEL:075-441-3280
3階展示室: 土日祝の10時から16時のみ開室
益富地学会館への行き方
展示会場の様子(現在は行われておりません) |
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脈石鉱物
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紫水晶 AMETHYST
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 石切沢上部2番坑 |
淡い紫水晶の巨晶です。この水晶の出た晶洞や晶線はさぞ壮観だったことと思います。こういうタイプの小さいものは硫化の鉱山でよく見かけるのですが…
標本の大きさ約30×8×8センチ。 |
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紫水晶 AMETHYST
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
非常に淡い色合いの紫水晶です。晶洞内を黄鉄鉱が充填していたようで、結晶面に黄鉄鉱がついています。このタイプも小さなものは硫化の鉱山でよく見かけます。
標本の大きさ約15×4×4センチ。 |
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紫水晶 AMETHYST
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 田郡坑 |
東北地方の鉱山でよく見られる長さの短い紫水晶のトッコ(突鉱)です。晶洞部分に黄銅鉱の結晶を伴っている硫化の鉱山標本らしい石です。
標本の大きさ約10×5×4センチ。 |
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水晶 QUARTZ
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
二つ上の非常に淡い色合いの紫水晶と似た性質の鉱脈から産したと思われる水晶の大型群晶です。晶洞内を黄鉄鉱が充填していたようで、結晶面に黄鉄鉱がついています。
尾去沢鉱山を訪れたことのある方の話では、このように立派な水晶の群晶は見なかったとのことで貴重です。
標本の大きさ約25×18×20センチ。 |
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水晶 QUARTZ
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
この赤色は表面的な酸化鉄の色合いなのですが、非常に綺麗にコーティングされ魅力的な標本です。
標本の大きさ約10×9×7センチ。 |
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重晶石 BARITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
尾去沢鉱山の重晶石は有名ですが、この標本はその中でも巨晶といえる板状結晶の集合体です。硫化の鉱脈に伴い産出し、この標本も根元に方鉛鉱を伴います。
標本の大きさ約16×16×8センチ。 |
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重晶石 BARITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 石切沢坑 |
黄鉄鉱を多く含む珪質な母岩に生じた白色板状の重晶石群晶です。ほぼすべて結晶面からなる非常に魅力的な標本です。
標本の大きさ約8×5×5センチ。 |
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含鉛重晶石 BARITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 赤沢3番坑 立坑前 |
重晶石の主成分であるバリウムの一部を鉛が置き換えた種類で、通常の種類は白色であるのに対し褐色を呈しています。尾去沢鉱山産は、水晶や石英の空隙に結晶しています。
東北地方は、他に玉川温泉や川原毛温泉で含鉛重晶石の産出が知られています。
標本の大きさ約12×10×7センチ。 |
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菱マンガン鉱 RHODOCHROSITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 赤沢3番坑 奥ヒ12 |
尾去沢鉱山は鉱脈に菱マンガン鉱を伴い、非常に立派な結晶を産したことで有名です。この標本はその中でもトップクラスと言える結晶の大きさを持つ標本です。菱マンガン鉱の根元に白鉄鉱を若干含み、やや標本の崩壊が見られます。
標本の大きさ約11×6×7センチ。 |
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菱マンガン鉱 RHODOCHROSITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
尾太鉱山産のような被膜状の菱マンガン鉱です。
標本の大きさ約12×14×4センチ。 |
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菱マンガン鉱 RHODOCHROSITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
尾去沢鉱山は鉱脈に菱マンガン鉱を伴い、非常に立派な結晶を産したことで有名です。
やや小さめの菱面体結晶であるものの、色合いと結晶の美しさは、尾去沢産らしい風格を持つ標本です。
一部の結晶が縦につながっている様子が興味深いです。
標本の大きさ約15×15×10センチ。 |
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孔雀石 MALACHITE
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
日本を代表するべっこう亜鉛産地である尾去沢鉱山の標本です。細かい水晶の結晶した石英を基盤とし、その上に閃亜鉛鉱の結晶が覆っています。閃亜鉛鉱結晶の透過光の色合いがやや黄緑色がかっており、とても魅力的です。板状白色の重晶石結晶を伴っています。
標本の大きさ約8×5×5センチ。 |
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鉱石鉱物
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自然銅 NATIVE COPPER
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
鉱脈最上部のぬけがら帯の下の酸化帯に産出する自然銅結晶標本です。結晶がつながって樹枝状に成長しやすいことが特徴です。この標本も4ミリ程度の結晶が多数見受けられます。
工藤冨三氏標本
標本の大きさ約13×6×3センチ。 |
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CHALCOPYRITE PYRITE SPHALERITE 黄銅鉱 黄鉄鉱 閃亜鉛鉱
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 中啓ヒ6 |
結晶質の黄銅鉱と黄鉄鉱を主とする鉱脈中央部のより大きな隙間に閃亜鉛鉱が結晶した見事な大型標本です。閃亜鉛鉱はべっこう亜鉛で、べっこう色の透過光がとても美しい標本です。
標本の大きさ約30×18×15センチ。 |
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CHALCOPYRITE PYRITE 黄銅鉱 黄鉄鉱 秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
石英を主体とする鉱脈の晶洞部に黄銅鉱の見事な結晶が多数みられる標本です。黄銅鉱の表面には多数の黄鉄鉱のシャープな小結晶がついています。
標本の大きさ約20×18×10センチ。 |
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GALENA SPHALERITE 方鉛鉱 閃亜鉛鉱
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
石英を主体とする鉱脈の晶洞部に方鉛鉱と閃亜鉛鉱の見事な結晶が多数みられる標本です。閃亜鉛鉱はべっこう亜鉛となっており、濃茶色の結晶です。
標本の大きさ約20×15×13センチ。 |
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CHALCOPYRITE PYRITE 黄銅鉱 黄鉄鉱
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
高品位黄銅鉱脈の中に埋没した五角十二面体の黄鉄鉱の美しい結晶が特徴の標本です。成因の不思議さを感じさせてくれます。
標本の大きさ約20×12×7センチ。 |
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GALENA SPHALERITE 方鉛鉱 閃亜鉛鉱
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 赤沢 下3番坑奥ヒ |
日本を代表するべっこう亜鉛産地である尾去沢鉱山のべっこう亜鉛標本の中でも特級の標本です。細かい水晶の結晶した石英を基盤とし、石英中および晶洞部分に5センチほどある透明感がありシャープな閃亜鉛鉱の結晶が晶出しています。大型のべっこう亜鉛結晶の透過光の美しさがとても魅力的です。
標本の大きさ約15×13×8センチ。 |
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CHALCOPYRITE QUARTZ 黄銅鉱 水晶
秋田県鹿角市尾去沢鉱山 |
微細な水晶の群晶とともにほぼ結晶面で構成される黄銅鉱が随所にみられる標本です。
標本の大きさ約13×13×7センチ。 |
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GALENA CHALCOPYRITE 方鉛鉱 黄銅鉱 |
最大2センチ程度の六面体の方鉛鉱群晶が黄銅鉱の上に多数晶出した標本です。
標本の大きさ約16×16×10センチ。 |
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日本の鉱物標本 英名リスト
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