TOP > 西田勝一 自己紹介

某県 perovskite露頭にて
名前 |
西田勝一(にしだかついち) |
所属団体 |
日本鉱物科学会 日本地学研究会 |
好きな鉱物 | 金属 金属2次鉱物 スカルン鉱物結晶 水晶 |
好きな採集スタイル | 露頭叩き |
鉱物採集の目標 | 新産鉱物の発見 新産地の発見(再発見を含む) 世界の標本市場に通ずる日本産鉱物の発見 |
当サイト開設の意図 | 新しい探索型コレクターの方々と知己を得ること 所蔵標本の公開により、その標本を見たことがない方への情報提供 |
愛用ハンマー | エスティング 長柄クラックハンマー 2.2kg |
お願い | 新産地の探索を進めていますが、一生掛けても探索しきれそうにありません。 全国の探索型コレクターの方へ、お互いに情報交換しませんか?標本交換ももちろん可能です。 メール |
主な研究発表
2003: 岡山県井原市日吉鉱山産ベイルドン石 西田勝一 藤原由輝 地学研究,51-4,211−212
2004: 和歌山県すさみ町三陽鉱山産alloclasite 日本鉱物科学会2004年年会
☆2005: 山口県美祢市大和鉱山産preisingerite 大西政之 草地功 小林祥一 藤原由輝 西田勝一 日本鉱物科学会 2005年年会
2007: 京都府京丹波市鐘打鉱山産銅重石華 西田勝一 地学研究, 56-3,164-165
☆2009: 大分県木浦鉱山産bendadaiteと鉄砒酸塩鉱物 松原聰 宮脇律郎 重岡昌子 但馬秀政 西田勝一 藤原由輝 日本鉱物科学会2009年年会
☆日本新産 ラドロック石も発見 ☆2009: 大分県木浦鉱山産ピクロファーマコ石 藤原由輝 西田勝一 地学研究,57-4,195-198
2012: 山口県大和鉱山産 パルノー石 西田勝一 地学研究,60-2,106
2014: 福井県剣岳鉱山産ジオクロン鉱 橋本成弘 山田隆 小菅康寛 藤原由輝 西田勝一 石橋隆 藤原卓 松原聰 日本鉱物科学会2014年年会
2023 兵庫県琢美鉱山から産するデュモルチ石及び電気石について 白勢 洋平 上世 莉可子 西田 勝一 藤原 由輝 日本鉱物科学会講演要旨, R1-08 (2023). ☆日本新産 酸化フォイト電気石を含む
2024 兵庫県琢美鉱山から産する二次砒酸塩鉱物 白勢 洋平 上世 莉可子 西田 勝一 藤原 由輝 日本鉱物科学会講演要旨, R1-P-09 (2024). ☆日本新産 ルーズベルト石を含む
2004: 和歌山県すさみ町三陽鉱山産alloclasite 日本鉱物科学会2004年年会
☆2005: 山口県美祢市大和鉱山産preisingerite 大西政之 草地功 小林祥一 藤原由輝 西田勝一 日本鉱物科学会 2005年年会
2007: 京都府京丹波市鐘打鉱山産銅重石華 西田勝一 地学研究, 56-3,164-165
☆2009: 大分県木浦鉱山産bendadaiteと鉄砒酸塩鉱物 松原聰 宮脇律郎 重岡昌子 但馬秀政 西田勝一 藤原由輝 日本鉱物科学会2009年年会
☆日本新産 ラドロック石も発見 ☆2009: 大分県木浦鉱山産ピクロファーマコ石 藤原由輝 西田勝一 地学研究,57-4,195-198
2012: 山口県大和鉱山産 パルノー石 西田勝一 地学研究,60-2,106
2014: 福井県剣岳鉱山産ジオクロン鉱 橋本成弘 山田隆 小菅康寛 藤原由輝 西田勝一 石橋隆 藤原卓 松原聰 日本鉱物科学会2014年年会
2023 兵庫県琢美鉱山から産するデュモルチ石及び電気石について 白勢 洋平 上世 莉可子 西田 勝一 藤原 由輝 日本鉱物科学会講演要旨, R1-08 (2023). ☆日本新産 酸化フォイト電気石を含む
2024 兵庫県琢美鉱山から産する二次砒酸塩鉱物 白勢 洋平 上世 莉可子 西田 勝一 藤原 由輝 日本鉱物科学会講演要旨, R1-P-09 (2024). ☆日本新産 ルーズベルト石を含む
自企画
出展
石との出会いと管理人のつぶやき
小学校の頃カブスカウトに所属していた私は、山歩きやキャンプに親しみ、地図を眺めているだけで何時間でも時間を過ごし、家族旅行では温泉や滝や鍾乳洞に連れて行ってくれるように親にせがむ自然が好きな少年でした。
そんな中、中学の受験勉強が忙しくなり、なかなか自然に親しむことができなかった頃、家庭教師の先生がくれたブラジル産の水晶結晶に心の底から感動しました。どうして自然にこんなものができるのか?不思議で不思議でたまらなく、毎日引き出しから出しては眺め、その神秘性に魅了されていました。でも当時は図鑑の存在を知らず、受験勉強も忙しく、それ以上に深く探求することができませんでした。
そして無事に希望する中学に入学したあと訪れた地学教室に、自分がもらった水晶群晶の何倍もの大きな水晶が置いてあり、驚いた私はすぐに地学の先生に尋ねました。どこの水晶ですか?・・亀岡の行者山のだよ。
なんと京都の横の亀岡の水晶だったのです!外国でしか水晶は産しないと思っていた私は、どうしてもどうしてもその場所に行きたくなり、さっそく先生に教えてもらって行者山に行きました。バスに乗り、電車に乗り、またバスに乗り、バス停から1時間歩いて訪れたその山で立派なものではないものの確かに水晶が採れました。それ以来何度もその場所に通い、何個かの水晶を得ることができました。
それ以降地学の先生から益富地学会館を紹介してもらい、会に所属することにより、知己が増え、数多くの標本を手に入れることができました。
今、行者山を訪れると、あの時小さかった杉が、自分の背より大きな杉に成長し、あれだけ開けて日の当たる山肌が、すっかり杉の木の下の暗がりとなっています。時間の流れは確実にすすんでいますが、水晶から始まった鉱物収集が、日本新産鉱物を見つけられるまでになったことに心より感謝しております。
周りの方々からよくいただく質問・・何故そんなに石が好きなん?・・・どんなに考えても頭で答えを出せません。それは自分の内なる心の響きだからです。
自分が石を集めるようになったきっかけ、石が集まってきた過程、そのすべては自分の内なるものが引き寄せているとしか思えません。旅、数多くの出会い、ひらめき、偶然、あらゆる要素が、自分の意図したものを超えて今に繋がってきました。内なる心の響きにそっと耳を傾けること、これがすべてを良くしてくれる根源なのかも知れません。
すべては何かの縁でつながっています。石や鉱物に興味を持っておられる方は、気楽に西田かついちまでメールをお寄せ下さい。
そんな中、中学の受験勉強が忙しくなり、なかなか自然に親しむことができなかった頃、家庭教師の先生がくれたブラジル産の水晶結晶に心の底から感動しました。どうして自然にこんなものができるのか?不思議で不思議でたまらなく、毎日引き出しから出しては眺め、その神秘性に魅了されていました。でも当時は図鑑の存在を知らず、受験勉強も忙しく、それ以上に深く探求することができませんでした。
そして無事に希望する中学に入学したあと訪れた地学教室に、自分がもらった水晶群晶の何倍もの大きな水晶が置いてあり、驚いた私はすぐに地学の先生に尋ねました。どこの水晶ですか?・・亀岡の行者山のだよ。
なんと京都の横の亀岡の水晶だったのです!外国でしか水晶は産しないと思っていた私は、どうしてもどうしてもその場所に行きたくなり、さっそく先生に教えてもらって行者山に行きました。バスに乗り、電車に乗り、またバスに乗り、バス停から1時間歩いて訪れたその山で立派なものではないものの確かに水晶が採れました。それ以来何度もその場所に通い、何個かの水晶を得ることができました。
それ以降地学の先生から益富地学会館を紹介してもらい、会に所属することにより、知己が増え、数多くの標本を手に入れることができました。
今、行者山を訪れると、あの時小さかった杉が、自分の背より大きな杉に成長し、あれだけ開けて日の当たる山肌が、すっかり杉の木の下の暗がりとなっています。時間の流れは確実にすすんでいますが、水晶から始まった鉱物収集が、日本新産鉱物を見つけられるまでになったことに心より感謝しております。
周りの方々からよくいただく質問・・何故そんなに石が好きなん?・・・どんなに考えても頭で答えを出せません。それは自分の内なる心の響きだからです。
自分が石を集めるようになったきっかけ、石が集まってきた過程、そのすべては自分の内なるものが引き寄せているとしか思えません。旅、数多くの出会い、ひらめき、偶然、あらゆる要素が、自分の意図したものを超えて今に繋がってきました。内なる心の響きにそっと耳を傾けること、これがすべてを良くしてくれる根源なのかも知れません。
すべては何かの縁でつながっています。石や鉱物に興味を持っておられる方は、気楽に西田かついちまでメールをお寄せ下さい。